更新日:2020年05月31日
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「組織の文化」について、歴史的事実や著者の体験から深く考察していく。 良い文化とは何か?文化を形成するには?を考える組織のリーダーにオススメ。 スタートアップ企業で働く人のバイブルとなった、「HARD THINGS」の著者によって書かれた一冊。
ITベンチャーで働く20代の読書記録
更新日:2020年05月31日
「組織の文化」について、歴史的事実や著者の体験から深く考察していく。 良い文化とは何か?文化を形成するには?を考える組織のリーダーにオススメ。 スタートアップ企業で働く人のバイブルとなった、「HARD THINGS」の著者によって書かれた一冊。
人の真の姿は、どんな行動をしているかに表れる。 あなたの行いが、あなたという人間なのだ。
価値観は単なる信条だが、徳とは人間が努力し体現する行動だ。 いわゆる「企業理念」に意味がないのは、それが行動ではなく信条しか表していないからだ。 文化を築くにあたって、あなたが何を信じているかはどうでもいい。あなたが何をするかに意味がある。
真の企業文化を理解するのに一番いいのは、管理職の言うことを聞くのではなく、新人の振る舞いを見ることだ。 この会社に馴染み、生き残り、成功するにはどう振る舞えばいいと新人は見ているだろう? それがこの会社の真の企業文化だ。
社員の心から離れないことがひとつあるとしたら、それはその会社特有の気質と気風だろう。 物事がうまくいかないとき、その気質や気風が人々をつなぐ拠り所になる。 それが日々の小さな判断の道しるべになり、それが積み重なってある種の純粋な目的意識が生まれる。
どの企業文化でも最も重要な要素は、社員が会社を気にかけているかどうかだ。